WASEDA KENCHIKU 25YEARS LATER W ものづくりを学んだ80人以上の「いま」

稲門建築会合同クラス会を開催するにあたって、「私たちは誰で、誰に何を伝えるのか」という問いを持ちながら、今回の企画が始まった。当初はできるだけ多くの同級生と連絡を取り、アンケートによって現状を把握することから出発した。学生との意見交換の機会を設けるなど議論を重ねるうちに、25年間の私たち自身の経験の中に、今の学生に向けて「いま、伝えるべきこと」があるのではないかと考えるようになった。

卒業からの25年間、メディアやテクノロジーの進化などによって変わる社会の中で「ものづくり」のカタチも大きく変わってきたが、私たちは変わらぬ想いで「建築」や「ものづくり」を続けてきた。
しかし、私たちが「ものづくり」を学んだ建築学科は、今の学生にとってかつてほどの人気はなくなってきていると聞く。

今回の稲門建築会合同クラス会では、学生たちに「ものづくりに希望を持ってほしい」というテーマを掲げることにした。私たちは、一緒にものづくりを学び、さまざまな時代の変化を経て、25年かけて手にした「いま」こそが、私たちの探究欲を満たすだけではなく、学生を含めた多くの人たちの希望になるのではないかと考えている。

WASEDA KENCHIKU 25YEARS LATER