開催概要 (2011/11/6実施済)


日時 : 2011年11月6日 15時30分 受付開始予定

場所 : 西早稲田キャンパス内 63号館 1階 レストラン「馬車道」 
会費 : 5,000円(当日受付にて)学生無料 (前売りについては別途ご案内いたします)
主催 : 稲門建築会(幹事学年:苗S60


チラシ(pdf)を見る

今年の合同クラス会2011について

盛大に催された2010年は、建築学科100年という節目でしたが、苗昭59の先輩たちの変わらぬパッションに、少し圧倒されもしました。2011年は、新しい100年の始まりということもあり、やや地味でもいいから、「稲門建築会」と「合同クラス会」の意味を考え直そうということから出発しています。

稲門建築会と合同クラス会をこう考えました

稲門建築会がどのような会であるかは、卒業生ならおおかた知っています。ただ、その会費を支払い、主催されるイベントに参加している卒業生はごく限られているようです。また、合同クラス会に至っては、そういった行事が開催されていることも知らない会員が多いようです。イベントのことは知っていても、出席しても友人に会えるわけでなし、年の離れた会員は「知人」とはいえないし・・・。こんなことが、合同クラス会への出席をためらう原因ではないかと思います。
そこで、合同クラス会をある種の「見本市」というか「交流会」として開催して、世代を超えて出席した人たちが、旧知の仲でなくとも簡単に共通の話題を見つけ出せるネタを提供したい。内容はちょっとしたことでいい。例えば、「ああ、あなたは木材をよく使われますね。実は私のところでは・・・」といって会話が始まれば、交流のための起点がつくれるかもしれない。こういうことができれば、仕事上のつながりもできて、ひいてはもう少し早稲田建築としてまとまった力を社会で発揮できるのではないか・・・、というのが今年度の企画の出発点になっています。

二つの企画:交流の仕掛けを提案する

そこで、現在のインターネット技術を使って、「こんなことができます」というアイデアを私たちなりに企画してみて、その内容を合同クラス会の会場で展示し、今後の会員相互の交流促進のために提案をしよう、これが苗昭60の実行委員会で考えた内容です。お手元に送付されたと思いますが、合同クラス会のチラシに記された「情報交歓」の「情報」とは会員の個人の特徴のようなことで、「交歓」とはそれをもとにして、お互いのつながりを深めていきましょうといった意味です。
そこで、OBの皆さんが集まる西早稲田キャンパスの「馬車道」で懇親会兼合同クラス会兼展示を行うことにしました。

二つの展示:保存・記録と震災復興支援と

こうした主旨でスタートした合同クラス会実行委員会でしたが、実行委員会で私たち苗昭60のメンバーが集まりはじめた頃、早稲田大学の戸山キャンパスの文学部校舎の解体工事が始まっていました。さらに、西早稲田キャンパスの理工学部(現在では、「基幹理工学部」「創造理工学部」「先進理工学部」といいますが)は、まさにいま改修工事が行われています。そこでこの早稲田大学の建築を映像で保存しておこうと考え、文学部や理工学部などを撮影してパノラマVRの映像化を行いました。
また、今年は未曾有の大震災が起こった年です。建築や都市計画にかかわる私たちには、どのようなかたちで復興の支援ができるのか、考えていかなくてはならない。「建築学科でできる社会貢献」を考えよう、ということは、稲門建築会の理事会などで、会長の中川武先生もおっしゃっていたことですし、当然、大学の各研究室や芸術学校の有志も復興貢献に乗り出しています。この活動内容について、パネルでご紹介します。


本年2011年度は、昭和60年の卒業生(苗60)が中心となって合同クラス会を開催する年に当ります。昨年の合同クラス会において前年度の委員会から引継ぎを行い、正式に60期の委員会(委員長/高橋英治)が発足しました。委員会は、定期的に打合せをし、企画の立案からその実施に向け、議論をしながら対外的な調整を行っています。

2011年度合同クラス会実行委員会

高橋英治 / 委員長
上曽健一郎 / 副委員長

青木雅秀 宇野亨 岡田浪平 鹿野安司 杉浦友哉
下平万里夫 瀧澤隆 棚町正彦 辻村義弘 山本典男 矢吹慎吾

協力
理工展連絡会2011
建築展2011


(2011年9月30日)